「PowerX StandbyDisk 5」

ネットジャパンは16日、パーソナル / SOHO市場向けに2台のハードディスクを利用したシステム障害復旧ツールの新バージョン「PowerX StandbyDisk 5」を発表した。ダウンロード版は16日、パッケージ版は31日より開始される。通常版の価格は、パッケージ版が10,290円、ダウンロード版が7,350円となる。対応OSは、 Windows Vista(32ビットおよび64ビットの各エディション)、Windows XP Home Edition / Professional / Professional x64 Edition(ただし、ミラーリング機能は、32ビット版でのみ)。

StandbyDisk 5は、PC内蔵の2台のハードディスクを利用し、HDDの物理的障害やソフトウェアのどちらに起因するシステム障害からも瞬時に復旧を行う。2台のHDDを稼働ディスクとバックアップ用ディスクとして利用し、障害時にはHDDの切り替えだけで復旧でき、リストア作業が不要になるという特徴を持つ。また、バックアップ用のHDDから起動した場合に、前回のバックアップからの新規・変更のあったファイルやフォルダを個別に復旧することもできる。

PowerX StandbyDisk 5のメイン画面

StandbyDisk 5の新機能は以下の通り。

  • リアルタイムバックアップ(ミラーリング機能)
  • Windows Vista SP1環境もネイティブにサポート
  • Windows Vista(32ビット版/64ビット版)およびWindows XP x64 Editionに対応
  • 分単位/時間単位での自動差分バックアップが可能
  • 不具合になったドライブの検出(およびmailでの通知)
  • コピー中にエラーのログ保存(およびmailでの通知)
  • ディスク間コピー

動作環境としては、Pentium(または完全互換)以上のCPUを搭載したIBM PC/AT互換のPC、Windows Vistaは512MB以上(1GB以上を推奨)、Windows XPは128MB以上(256MB以上を推奨)のメモリ。インストール用に20MBの空き容量が必要となる。また、バックアップ用のHDDには、稼動中のHDDの容量以上が必要となる。サポートしているファイルシステムは、FAT16 / FAT32 / NTFSであるが、ミラーリング機能が使用できるのはNTFSのみとなる。