毎日コミュニケーションズは、5,000年前から現在まで、地球上で起きたさまざまなイベントを3D地球儀上に再現する、ニンテンドーDS向けの"歴史内蔵地球儀"ソフト『ポケット地球儀DS さわって楽しむ人類5000年の歴史』を9月11日にリリースする。

『ポケット地球儀DS』は画面上に表示された地球儀を実際にさわり(回し)ながら、各国のデータが調べられるニンテンドーDSならではの、まったく新しいタイプの地球儀ソフト。地球儀を上下左右、回転、拡大・縮小、また、地球儀上に表示された地点を指定したり、視点をタッチペンで簡単に変えることができるのが特徴となる。

年表は約5,000年分、史実数は9,000件、収録国数550カ国以上(過去の王朝も含む) 、歴史上の人物は555人、そのほか、さまざまな分野の事件やできごとが再現されるなど収録内容は非常に多彩。たとえば「地球」であれば、平均気温、総人口、穀物生産、燃料消費の情報、「国」であれば、宗教、言語、気候、特産品などの情報も確認できる。

「地球儀モード」でさまざまな地域の情報を確認する

「地球儀モード」では該当する地域の気候や人口、燃料や穀物などのテーマで情報を検索することができる。「現在の世界の穀物消費量は18億5000万トン」といったことから、「日本の人口は1億3000万人」といった土地固有のデータまで、地域の情報を自由自在に検索できる。国名、首都に加えて、その土地の宗教や気候、特産品なども収録されており、旅行の下調べや地理の学習など幅広いシーンで活用できる。

地球儀を回して該当地区を拡大表示

画面上の国旗をタッチすると国情報が表示される

Lボタンで町情報を表示。主要都市の情報をチェックできる

「歴史地球儀モード」で人類の歩みを再現する

「歴史地球儀モード」では、過去5,000年の歴史を閲覧可能。「BC3100年・シュメール文明の誕生」から「2008年・米大統領選指名争い」まで、およそ9,000件の史実が収録されており、地球儀をタッチすることで、該当地域の歴史を検索することができる。偉人や当時の王朝名、争乱の様子など、さまざまな歴史情報を地球儀上で確認できるのだ。

戦争などはアニメで表現

歴史の流れを視覚的に理解できる

BC3100年から2008年まで、幅広い歴史をカバー

歴史的建造物や発明品など、歴史的なさまざまなできごとが収録されている

「歴史地球儀モード」では、地域をタッチして事件やできごとを探る方法のほか、年表から歴史をたどったり、50音検索によって史実を探し出す方法もある。たとえば、「王政復古の大号令」に関する史実をチェックしたい場合、まず「検索・国家」で「日本(明治)」を選び、「年表をスクロール」して「王政復古の大号令」を見つけ出すといった感じで、「国」を指定して「年表」へ、そして「年表」から「歴史地球儀」へジャンプするといった要領になっている。

「国家」から「日本(明治)」を選択

年表から史実を選べば、地球儀上で詳細をチェックすることができる

「都市」から検索

「人物」から検索

「カードモード」で四大文明や七不思議を収集

「カードモード」は、人物や歴史建造物、文明などの特定事項に関して、クイズを解きながら約500枚のカードを集めるメニュー。たとえば「人物」ならアレクサンドロス大王やナポレオン、「戦争」ならばトロイ戦争など、ヒントをもとに地球儀上から探し出して、イラストと解説が収録されたカード収集していく。カードには簡単な解説とイラストが添えられており、記録を続けていくことで、ちょっとした雑学辞典を作り上げることができる。「世界の七不思議」や「四大文明」、「世界三大美女」などのさまざまな知識を、遊びながら身につけることができるのだ。

隠されたアイテムを歴史地球儀上で探し出す

「ヒント」をもとに年表から検索して……

地域にジャンプして該当史実を探し当てると……

解説やイラストの入ったカードをゲットできる

『ポケット地球儀DS』は、3Dの地球儀を実際にさわって時間の流れと空間の広がりを同時に見ることによって、文字通り「地球」(空間)の「歴史」(時間の流れ)を理解できる。小中学生から大人まで、歴史好きはもちろん、「学校の授業で歴史に興味を持てなかった」という人でも、あらためて歴史を楽しむことができるソフトといえそうだ。

ゲームタイトル ポケット地球儀DS さわって楽しむ人類5000年の歴史
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル 歴史内蔵地球儀
発売予定日 2008年9月11日
価格 3,990円
CEROレーティング A (全年齢対象)
(C) 2008 Mainichi Communications Inc.
(C) 2008 ベネディクト