いきなりPDFでは、直接、テキストデータを修正できる。[テキスト編集ツール]を選択し、修正したい文字をドラッグすると編集可能になる(図9)。

図9 テキストの直接編集

いきなりPDFでは、ハイライトやアンダーラインなども簡単に設定できる。メニューバーの[ハイライト]やアンダーラインアイコンを選択し、文字をドラッグする(図10)。

図10 ハイライトやアンダーライン

ここで[スタンプツール]で、いかにも回覧らしくしてみた(図11)。

図11 回覧スタンプを押印

トリミングをして完成となる(図12)。

図12 トリミング

いきなりPDFの便利な機能

いきなりPDFでは、PDFファイルに電子署名の添付でき、PDFに対しての操作も制限できる(図13)。

図13 セキュリティ付きの電子署名の設定

このように電子署名をしたPDFを別のリーダーで表示し、電子署名のプロパティを表示すると、改竄のないこと、変更ができないことがわかる(図14)。

図14 電子署名のプロパティ

また、チェックボックスやラジオボタンなどのフォームオブジェクトの追加ができる(図15)。

図15 チェックボックス

メールなどで送信する場合、閲覧のチェックなどに使えるであろう。 さらに、よく使うファイルを分類して「お気に入り」で管理する機能(図16)や最大60日前までの履歴を保存する機能(図17)が追加された。

図16 お気に入りの管理

図17 履歴の保存

いきなりPDFは、ワープロ感覚で直接PDFを作成・編集できる。直感的な操作が可能であり、使いやすさを増している。ビジネス用途はもちろん、ちょっとした私的文書の作成にも使えるであろう。