株式取引Webアプリケーション画面イメージ

カブドットコム証券は、ソフトバンクモバイルより7月11日に発売されるスマートフォン「iPhone」の発売に合わせ、同端末に完全対応した株式取引Webアプリケーションの提供を同日より開始する。

今回リリースが発表された株式取引Webアプリケーションは、現在の携帯電話用ディスプレイ解像度の主流であるQVGAサイズの2倍にあたる、iPhoneの480×320ドットの解像度に最適化。チャート画像などが見やすくなっている。また、iPhoneのマルチタッチスクリーンとソフトウェアキーボードに加え、かな漢字変換の入力予想を最大限に活用することにより、入力項目の移動、かな、数字の切り替えがスムーズに行えるなど操作性の向上が大きなポイントとなっている。

同社では、7月11日のiPhone発売と同時にiPhone、およびiPod touch向けのWebアプリケーション用サイトを立ち上げる予定だ。また、現在iPhone SDKとトレーディングツール「kabuマシーン」(Ver 9.0)で提供予定の証券取引用サーバサイドAPIを組み合わせる研究を開始。MobileMeなど新機能への対応、Ajaxなどのサーバサイド技術を生かしたリアルタイム株価などの提供、ネイティブアプリケーションの配布、プログラムアップデートの通知やiTunesによるプログラム動機の実現などを検討するとしている。