Adobe Systemsが、カラーテーマ共有サイトkulerをアップデート、「Adobe kuler 2.0」として公開した。動作には、最新のFlash PlayerがインストールされたWebブラウザ、またはAdobe Illustrator CS3が必要。プラットフォーム非依存のウイジェット実行環境Adobe AIRで動作するスタンドアロン版「kuler desktop」、およびMac OS XのDashboard用ウィジェットも無償提供されている。
今回のバージョンアップでは、画像から抽出した色をもとにカラーテーマを作成する機能が追加。手動で色をピックアップする「Custom」、「Colorful」や「Dark」などの色調で自動選択するモードが用意されている。登録済のカラーテーマを検索する方法として、新たに「Random」も追加された。
Adobe kulerは、5色で構成される「カラーテーマ」の共有を目的としたWebサイト。ユーザ登録なしに誰でも無償利用できるが、アカウント (Adobe ID) 保有者はメニュー「My kuler」からカラーテーマを保存できる。カラーテーマはAdobe Swatch Exchange (.ASE) 形式で保存されるため、IllustratorやPhotoshopなどのAdobe製品から再利用が可能。