ゼンリンは、プレイステーション・ポータブル用の地図ソフト『みんなの地図3』を発表した。直感的に操作可能なインタフェースと、歩行ルート探索用の検索コンテンツなどの情報をあわせ持ち、別売のGPSレシーバー(PSP-290)にも対応する。発売は4月24日で、価格は6,090円。

『みんなの地図3』メインメニュー

『みんなの地図3』は、前作から「操作性を一から見直し」「使いやすさを最優先」「豊富な情報量」などに着目し、ブラシュアップが行われた。『みんなの地図2』では「駅」と「住所」のみだった検索コンテンツも「生活」「観光」「公共」をはじめとする約40種類150業種と大幅な拡充が図られている。また、地図表示も詳細地図スクロールが『2』では約20秒のところを、『3』では約10秒とレスポンスが向上し、要望の多かったというGPSの自動位置更新の1秒設定、ヘディングアップ表示機能(進行方向が常に画面上)も追加。ルート探索距離も前作の3kmから10kmと伸びている。

そのほか、、色分けルート表示、横断歩道、階段、エレベータなどのポイントをアイコンで表示。Webサイト「みんなのガイド屋さん」、「PetaMap」、「PlaceEngine」との連携も可能となっている。

探索方法の選択画面

選択できる施設もカテゴリー別に収録されている

渋谷の標準地図

同ルート探索画面

操作・測位設定では、GPS更新時間に"1秒"が追加

お気に入りの場所を登録しておけば、すぐにその地図を呼び出すことができる

上記のデータや機能拡充を実現するため、DISC1(システム)とDISC2(インストール用地図データ)のUMD2枚組という仕様となり、DISC1(システム)はUMDから再生、DISC2(インストール用地図データ)はメモリースティックにインストールして使用する。このようなUMDとメモリースティックの相互使用は、プレイステーション・ポータブル専用ソフトでは初としている。

UMDからメモリースティックへのインストールは、エリアごとに可能

地図の種類も指定できる