タブ機能も搭載した高速・多機能なフルブラウザ

いまやブラウザの標準機能となってきた「タブブラウザ」機能も、当然搭載されている。Opera Mobileのようなステータスバーは表示されないが、透過メニューが左側に表示される。もちろん、必要がなくなったタブを削除することも可能だ。

「タブ機能」も搭載。複数のタブを10キーとカーソルキーだけで切り替えることができる

ibisBrowserDXの標準設定では、画像も表示されるようになっているが、これを画像表示オフにすることで、さらにページの表示を速くすることができる。図のように、たとえ画像表示をオフにしても、レイアウトが狂うこともなく綺麗に表示されるし、キー(標準設定では「9」)で画像を表示させることもできる。

画像表示をオフにした画面と画像表示オンの画面。たとえ画面表示オフでも、ショートカットキーで即座に画面表示をオンにできる

「ケータイビュー」では横幅にすべてのコンテンツが治まった状態で表示されるが、「PCビュー」では通常のWebサイト全体を見通すことは不可能だ。そこで自在に倍率を(小さく)変更し全体を把握して、必要な部分の表示を拡大することで、素早く情報を閲覧することが可能だ。「設定」→「表示設定」で表示倍率を設定するのもいいが、ショートカットキー「1」と「4」で拡大縮小を自在にコントロールすると便利だろう。

「補助」→「補助メニュー」→「設定」→「表示サイズ設定」で設定する。表示倍率は「50%」~「416%」の8段階。標準では10キーの「1」と「4」に、「縮小」と「最大」が割り当てられている

ここで紹介した機能の他にも、単なる文字列として記述されている「http://~」や、掲示板などで多用される「ttp://~」をURLとして、また電話番号もある程度認識されるようにする「自動リンク認識」、画面下のステータスバー(1行表示)の非表示など、さまざまな設定項目が用意されている。「設定」メニューに用意されている各項目に一度は目を通しておくべきだろう。

「補助メニュー2/3」→「設定」画面。各種の設定がここから行える

「設定」→「表示設定」画面。画像読込や画像品質、フルスクリーン表示などの設定はここで行う

「Web検索」では、各種検索サイトを指定することができる。一般的なGoogleやYahoo!以外に、Amazonや価格.comなども用意されている

「補助メニュー3/3」→「ページ情報表示」では、URLやタイトルの表示・コピーに加えて、「Excite翻訳」へ飛ばすことも可能だ