コーレルは、同社のDVD再生ソフト「WinDVD」シリーズの最新版となる「WinDVD 9 Plus」および「WinDVD 9」のダウンロード販売を開始した。同社Webサイト、ユーリードウェブサイト、ベクターなどで購入できる。ダウンロード版の価格はWinDVD 9 Plusが9,870円(アップグレードの価格は7,700円)、WinDVD 9は3,980円となる。
なお、店頭でのパッケージの販売は2008年春を予定しており、WinDVD 9 Plusの価格が13,440円(特別優待 / アップグレード版の価格は10,290円)、WinDVD 9は5,775円となる。対応OSは、Windows XP SP2 / Vista。
WinDVD 9 Plus / WinDVD 9両製品共通の新機能としては、映像の劣化を抑えて解像度を上げるアップサンプリングテクノロジーのほか、アナログ放送で起こるスノーノイズやMPEG映像で起こるブロックノイズを軽減する機能を搭載、画質の向上が図られている。
上位版のWinDVD 9 Plusでは、DVD画質をハイビジョンに近いサイズに拡大しながら精彩な映像として再生可能なTrimension DNM機能を向上させ、24fpsの映像を60fpsのプログレッシブ再生する際に起こる「Motion Judder」と呼ばれる非連続表示を改善した。オーディオでは、対応するハードウエアを用いることによってドルビープロロジック II xによる5.1chや7.1chへの拡張、ドルビーデジタル EX 6.1ch / 7.1ch、DTSサラウンドサウンド 6chでの再生など最新のオーディオ技術にも対応する。