ソフトバンクモバイルは12日、インターネット証券会社・SBIホールディングスと協業し、株取引が可能なアプリケーションソフトをプリインストールした携帯電話機の開発に共同で取り組むと発表した。端末の発売は来春になる予定。

開発予定の携帯電話機は、通常の音声端末に、SBIイー・トレード証券での株取引をスピーディーに行えるアプリケーションを搭載したものになるという。携帯電話から簡単に同アプリケーションを起動できる機能のほか、携帯電話で操作しやすいGUIを備えた端末になる予定。

SBIイー・トレード証券では、携帯電話での各種取引や市況確認などをスムーズに行うため、携帯電話向けサービスの拡充に取り組んでいる。専用ソフトを搭載した端末の提供により、携帯電話での株取引の利便性を向上し、さらなる利用者獲得を目指すという。