エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)は11日、名古屋・大須のボイズコーヒー大須店にて、「GX600発売記念お客様大感謝祭」を開催した。同イベントは、前日の10日に東京・秋葉原で行われたイベントの名古屋編。基本的なスケジュールは秋葉原と同様で、同社のノートPC「GX600」によるゲーム大会が中心のイベントとなった。

会場となった名古屋・大須のボイズコーヒー大須店

広々とした店内には、「GX600」を中心に、ノート型ベアボーン、マザーボード、グラフィックスカードなどのMSI製品が展示された

今回のイベントは名前の通り、ハイエンドノートPC「GX600」の発売を記念して行われたもの。GX600は、GeForce 8600M(512MB)を搭載したゲーマー向けのノートPCで、CPUにはCore 2 Duo T7700(2.40GHz)を採用。ボタンを押すだけで、安全かつ手軽に20%のオーバークロックが楽しめる"ターボスイッチ"を備えている。また、1680×1050ドット(WSXGA+対応)の15.4型液晶パネルを搭載するなど、"いつでもどこでもPCゲームが楽しめる"ことをコンセプトとした1台となっている。

キーボードの右上に赤く光っているのが"ターボスイッチ"。HDMI端子を備えており、1920×1080の外部出力も可能となっている。なお、写真では「T7500搭載」となっているが、実際にはT7700が搭載されている

開発コードネーム"Yorkfield"こと"Core 2 Extreme QX9650"や"AMD 790FX"搭載マザーボードの実動デモなど、展示内容に関しては前日の秋葉原イベントと基本的に同じ

GX600以外にもMSI製のノートPCが多数展示。なお、同社がこれまでに日本でリリースしたノート製品は基本的にベアボーンキットで、OS込みのシステムとなるとGX600が初の製品となる

秋葉原同様、名古屋でもGX600によるゲーム大会「MCG2007(MSI Cyber Games 2007)」がメイン。大会は人気のFPSゲーム「F.E.A.R.」を使ったメンバー8人によるバトルロイヤルで行われた。大会参加者は当日の来場者から募るという形式のため、メンバーがちゃんとそろうかどうか、イベント開始時には関係者一同、少々不安げな様子だった。しかし、実際にはじまってみるとまったくの杞憂。大会は計3回行われたが、本来なら8人までのところを10人に拡大して行う回もあるほどの盛況となった。

MCG2007のレギュレーション。秋葉原での大会とまったく同じ条件で行われている

盛り上がりをみせた大会の様子。名古屋近辺だけではなく、東京から参戦者も登場した

「F.E.A.R.」はもちろん、FPSゲーム自体がはじめてという参加者がほとんどだったが、大きなトラブルもなく大会はスムーズに進行。プレイを終えた参加者からは、「はじめてだったが、非常におもしろくて熱中した」という意見が多数寄せられた。また、PCゲームというとデスクトップPCが主体となるが、「映像がとてもキレイ」「動きが非常にスムーズ」など、ノートPCでありながらまったく違和感なくプレイできるGX600のパフォーマンスに驚く声も多く聞かれた。

女性の参加者も大健闘。見事3位に入賞した

年齢制限のために残念ながら参加できなかったが、小学生も興味津々

イベントの最後は、おなじみのジャンケン大会

この「MSIオリジナル USBクリスマスツリー」は名古屋大会のみ賞品