丸善電機は18日、「mine.」シリーズから照明器具付きのシーリングファンである「LFAR-16005」を発表した。既に店頭販売がスタートしており、市場価格は3万2,800円前後となっている。

コンパクト蛍光管を使ったシーリングファン「LFAR-16005」

mine.は東芝ライテック製のインバータ内蔵コンパクト蛍光ランプ「ネオコンパクトシリーズ」を採用したデザイン性の高い照明器具シリーズとなっている。メインターゲットは団塊ジュニア世代とのこと。

シーリングファンはインテリアとしての楽しみもあるが、冷暖房などの効率をアップさせる実用的な機器でもある。しかし、照明付きのシーリングファンというと多くの場合、白熱灯を使用したシャンデリアと組み合わせて大掛かりなものとなっており、手軽に使うというタイプの機器ではなかったといえる。今回発表となったLFAR-16005は、コンパクトな蛍光管を光源として利用することで、"手軽に使えるシーリングファン"という新しいスタイルを実現しているというモデル。リモコンも付属しており、ファンの回転の強弱、回転方向の切り替えなどをコントロールできる。

サイズは、直径1,050mm、高さ(天井から照明器具の表面までの距離)は275mmで業界最薄とのことだ。また、重量は6.0kgとなっており、一般的なシーリングファンと比べ、大幅に軽量化されている。使用されている蛍光ランプは20W×3で、LFAR-16005だけでは、広いスペースのメイン照明として使用することはできないが、「複数の照明器具を組み合わせてライティングを楽しみたい」というユーザーには面白い選択肢となるといえるだろう。 なお、天井に引掛シーリングまたは埋込ローゼットが設置されていれば、直接取り付けが可能。mine.シリーズには、このLFAR-16005のほかに、ポール吊シャンデリアの「LCR-16006」、ワイヤー吊ペンダントライトの「LPE-14005」などもラインナップされている。