KDDI、沖縄セルラーは16日、au携帯電話の新製品「簡単ケータイ A1407PT」(パンテック&キュリテル製)を発表した。簡単ケータイシリーズの3機種目となり、筐体の上面の突起部に骨伝導スピーカーを搭載し、騒音のある場所でも相手の声が聴き取ることが可能。発売は11月中旬以降を予定している。

カラーバリエーションはホワイトのみ

なお、骨伝導スピーカーを搭載した端末は、ツーカーグループ3社(ツーカーセルラー東京、ツーカーホン関西、ツーカーセルラー東海)が2003年に発表した「TS41」」(三洋電機製)以来となる。

主なターゲットユーザーを携帯電話の操作に不慣れな年配のユーザーをターゲットにしており「見やすさ」や「使いやすさ」を追求し、誰でも使いやすい端末を目指したという。

骨伝導スピーカーを使用した通話を行う場合は、端末を閉じて使用する。開いた状態では、音声スピーカーによる通話が可能。テンキーには、「通話」「切」といった各キーの機能を大きな文字で表示し、ふくらみをもった形状の「でかキー」を採用する。また、約2.4インチのQVGA液晶の画面上で、最大40ドットでの文字表示が可能な「でか文字」も設定可能。

そのほか、135万画素の簡易カメラ、簡易ライト、赤外線通信機能、「防犯ブザ-機能」を装備する。また、よく使う機能を限定し、簡単に設定できる「かんたんモード」がデフォルトで設定されている。また、電話番号を最大で3件まで電話番号を登録でき、ワンプッシュで通話ができる「ワンタッチキー」を搭載する。

寸法 約51×98×20mm(最厚部約27mm)
重量 約120g
連続通話/待受時間 約200分/約300時間(骨伝導スピーカーOFF時)
メインディスプレイ 約2.4インチQVGA(240×320ドット)
サブディスプレイ 1.2インチ(96×64ドット)
カメラ機能 有効画素数135万画素
外部メモリ -
ホワイト