今週一番の注目商品は、Intelの新チップセット「X38 Express」を搭載したマザーボードだ。まずはASUSとGIGABYTEから、それぞれ1種類ずつが発売となっている。
X38マザーがいよいよ発売
「X38 Express」は、Intelの3シリーズ・チップセットのハイエンド向け製品となるもので、従来の「975X Express」の後継。3シリーズ・チップセットとしては、すでにメインストリーム向けの「P35 Express」が発売となっているが、これとの違いは、PCI Express 2.0に対応することと、DDR3-1333を正式サポートすること(P35はDDR3-1066まで)など。
対応メモリについて、Intelは当初「DDR3のみ」としていたが、途中で方針を転換。DDR2との両対応となっており、今回発売となったASUSの「P5E」、GIGABYTEの「GA-X38-DQ6」は、ともにDDR2専用モデルとなる。またPCI Express 2.0は帯域が従来の2倍となるが、対応するグラフィックカードはまだ市場には登場していない。X38が真価を発揮するのは「もうちょっと先」と言うことができそうだ。
売れ行きについてはまだ何とも言えないが、ASUSのP5Eは流通量が少なめということもあってか、完売となっているショップが目立った。価格は34,000円~35,000円前後(こんな値段でもP5Eシリーズのローエンド)。一方、GIGABYTEのGA-X38-DQ6はDDR2向けのハイエンドモデルで、価格は35,000円~37,000円前後と、P5Eよりも若干高めになっている。
GeForce 7150搭載マザーも
NVIDIA初となるIntel向けグラフィック統合型チップセット「GeForce 7」シリーズ。先日、ローエンドの「GeForce 7050」を搭載するマザーボードがBIOSTARから発売されたばかりだが、最上位チップの「GeForce 7150」を搭載したモデルも発売となった。同じくBIOSTARの「TF7150U-M7」という製品で、パソコンショップ アークでの価格は10,480円。
同社の上位ラインナップ「T-series」に属するマイクロATXマザーボード。ソケットはLGA775で、FSBは1,333MHz、メモリはDDR2-800に対応する。GeForce 7150は同7050に比べ、グラフィックコアのクロックが500MHzから630MHzに向上されたほか、HDMIにも対応。このTF7150U-M7も、VGA、HDMI、DVI出力を備えた仕様となっている。
ようやくBEシリーズに新モデル
週初めには、AMDの新プロセッサ「Athlon X2 BE-2400」も発売となった。デュアルコアの省電力版CPUとなるAthlon X2 BEシリーズの最上位モデル。1MBのL2キャッシュ、45WのTDPは従来のBE-2350/2300と変わらず、動作クロックだけ2.3GHzに向上した。価格は12,500円~13,000円前後。
![]() |
![]() |
|
「Athlon X2 BE-2400」のパッケージ。動作クロックが2.3GHzに向上したが、TDPは45Wで据え置き。Athlon X2 BEシリーズとしては3つめの製品だ |
OPNは「ADH2400IAA5DO」。BE-2350(ADH2350IAA5DD)からは、末尾の文字も"DD"から"DO"に変わっているが、リビジョンが「G1」から「G2」に上がっているようだ |
2.3GHz/1MBというスペックは、Athlon 64 X2シリーズでは「4400+」(65W)に相当する。BE-2400との価格差は1,500円程度しかないので、Athlon 64 X2シリーズの下位モデルを買うくらいなら、もうAthlon X2 BEシリーズを選んだ方がいいだろう。








