ロジクールは12日、ユーザーの動きを追尾するフェイストラッキング機能を備えたハイエンドWebカメラ、「Qcam Orbit AF」(QCAM-200R)を発表した。価格はオープンプライスだが「ロジクールオンラインストア」での価格は11,800円。28日より販売を開始する。
Carl Zeiss Tessarレンズと200万画素の撮像素子を採用する同製品は、ユーザーの動きにあわせて、カメラが上下左右に可動するフェイストラッキング機能とボール型の形状が特徴。
被写体とのピントがずれた際に3秒以内で再フォーカスするオートフォーカス機能を備えるほか、逆光や光量不足の場合に自動で露出を調整する「RightLight 2」テクノロジー、エコーやハウリングを抑えバックグラウンドノイズを低減させる「RightSound」テクノロジーを採用する。
そのほか、同社のビデオエフェクト「ファン・フィルター」を搭載しており、ユーザー自身の目や眉、口などのパーツ特定することで、3次元のアニメーションキャラクター(アバター)とユーザーの映像を置き換えることができる。アバターだけでなく、眼鏡や帽子などを画面上の自分の映像に加えることも可能。
主な仕様は、動画キャプチャが最大200万画素(1,600×1,200)、静止画キャプチャが最大800万画素(ソフトウェア補完時)。対応OSはWindows XP/Vista。カメラ本体の外形寸法は84(W)×84(D)×110(H)mmで重量が332g。ケーブルの長さは180cm でUSBバスパワーにより駆動する。カメラを固定できる高さ約22cmのスタンドとデスクトップクレードルが付属する。