ティアックは、ターンテーブル付きCDレコーダー&ラジオ「GF-650」を発表した。発売は、9月10日を予定しており、価格はオープン。なお、GF-650は「ライトアップショッピングクラブ」のみで販売される製品で、同サイトでの販売価格は8万3,790円。

アナログレコードを簡単にCD化する「GF-F650」

GF-650は、アナログレコードプレーヤーとCDレコーダー、FM/AMラジオが、1つのキャビネットに組み込まれた製品で、アナログレコードから手軽にCDを作成することをおもな目的とする。オートトラック機能も搭載しており、レコードの無音部分を検知して自動的にトラックを分割しCDを作成することも可能だ。

アナログプレーヤーにT4PタイプのMM型のカートリッジを採用することで、既存モデルのGF-F350より、高音質化を図っている(GF-F350はセラミックカートリッジを採用)。ただし、GF-F350が33 1/3回転、45回転、78回転の3スピードに対応していたのに対して、GF-F650では、33 1/3回転、45回転の2スピードとなっており、SP盤には対応しない。

RCAピンプラグの外部入力端子も備えており、入力された内容を、ダイレクトにCDに焼くことも可能だ(ただし、内蔵のチューナーからの録音には対応していない)。また、GF-F350には無かった外部出力端子も装備しており、本機からの出力を、他のAV機器などで鳴らすことも可能。

CDレコーダー部分には、音楽用のCDドライブが採用されているため、録音に使用できるメディアは、音楽用のCD-R/RWとなる(PC用には非対応)。

もちろん、録音するだけでなく、再生も可能で、3.5W×2のアンプと、70mm径のフルレンジスピーカーユニット2台が内蔵される。