「SmartHDD PCcare」

インターコムは21日、HDD診断ソフトの最新版「SmartHDD PCcare」を9月7日より発売すると発表した。S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)を利用したHDDの各種ステータスを表示する従来機能に加え、故障時期を早期に察知して大事なデータをバックアップする機能が搭載された。予定価格は7,140円、アカデミック版は6,090円、ダウンロード版は4,725円。

新たに採用された「スマートバックアップ」方式では、予想される故障時期が迫ると、当該HDD内の「マイドキュメント」フォルダやデスクトップ、<スタート>メニュー、お気に入り、電子メール関連データといった個人用ファイルが自動バックアップされる。HDDの劣化が進み故障の危険性が高まると、それに連動してより頻繁にバックアップを行うように自動設定される。バックアップ方式は増分に対応するほか、保存先としてFTPやNASを指定することも可能。また、日・週・月単位やログオン時などのスケジュールバックアップ機能をサポートする。

このほか、HDD内の不要なファイルを削除する「総合ファイルクリーナー」やOS標準搭載のデフラグ機能をスケジュール実行する機能、各種機能をまとめて実行する「一括処理モード」などを備えている。

対応OSは、Windows 2000(Service Pack 4以降) / XP / Vista。パッケージ版は1ライセンスにつき3台のPCにインストール可能。10ライセンス版(予定価格は42,525円)も用意されている。

S.M.A.R.T.連動の診断機能でHDDの健康状態をひと目でチェックできる

故障時期を察知してバックアップを自動実行する