ソフトバンクモバイルは、大規模災害発生時に開設している「災害用伝言板」について、8月21日9時から9月5日24時まで体験サービスを提供する。期間内は一部機能を除き、災害時と同じように安否情報の登録や確認を試すことができる。
災害用伝言板は、大地震などの大規模な災害が発生した際に、「無事です」「避難所にいます」などの伝言を登録して、家族や知人に安否情報を知らせることができるシステム。伝言板に登録された情報は、確認用のサイトに安否を確認したい人の電話番号を入力することで見ることができる。同社のYahoo!ケータイ対応携帯電話から情報登録が可能で、情報の確認はインターネット接続が可能な他社の携帯電話やPCなどからも可能。最近では7月16日に発生した新潟県中越沖地震で、発生からおよそ10日間開設された。
同社の場合、災害用伝言板へのリンクは「Yahoo!ケータイ」のトップページに常時表示しており、これまでも元旦を除く毎月1日などに体験サービスを提供しているが、今回は政府の「防災週間」(8月30日~9月5日)にあわせて期間を拡大して実施する。あらかじめ 登録したメールアドレスに登録情報を自動送信する「自動Eメール送信」機能を除く、すべての機能を試用可能。同社携帯電話からのアクセスはパケット通信料無料。
NTTドコモ、au、ウィルコムの携帯電話・PHSにおいても各社が同様の災害用伝言板システムを用意しており、毎月1日や、「防災週間」および「防災とボランティア週間」に体験サービスを提供している。