Internet Expolorer Mobileなどネットワークアプリケーション

Windows Mobile 5端末に標準搭載されていたInternet Explorer Mobileでは、高解像度をサポートせず、「ピクセルダブル」、いわゆるQVGAとして処理されていたため、広い画面を使った表示が出来なかった。Windows Mobile 6ではこの点を改善し、高解像度のサポート、ファイルダウンロードのインタフェース改善、メディア再生機能の向上、Ajaxアプリケーションのサポートなど、多数の改善および新機能が詰め込まれている。

また、ネットワークアプリケーションとして、「Remote Desktop Mobile」が標準搭載され、リモートデスクトップ機能が利用できるようになっている。セキュアな接続や音声・動画再生関係の機能、リモートマシンへのアクセスが強化されている。

パフォーマンスの向上にユーザビリティの改善など、様々な機能アップが図られている。

Remote Desktop Mobile。Windows Mobile 6から日本語・中国語・韓国語版が追加されている。

サポートコストの削減を掲げている。特に電子メールの設定ウィザードを改善しているとのこと。

開発プラットフォーム

基本的にアプリケーションの互換性は維持されており、既存の開発コードを最大限活用できるように図られているとのこと。また、プラットフォームの強化として、「.NET Compact Framework 2.1」「SQL Compact Edition」をROMに実装している。

なお、同社が運営するソフトウェアのダウンロードサイトである「Windows Mobile Marketplace」へのアクセス機能に関しては、通信事業者の判断にまかせており、オプション扱いとなっている。

開発プラットフォームについての説明。既存コードの活用をあげ、アプリケーション互換性は維持しているとのこと。