三菱電機は、5月15日ダイオード部にSiCを用いた高周波用ハイブリッドSiCパワー半導体モジュール6品種のサンプル提供を発表した。SiCを用いることで、太陽光発電用パワーコンディショナー、無停電電源装置(UPS)、医療機器用電源などのインバーターを使用したパワーエレクトロニクス機器のさらなる高効率化や小型・軽量化に貢献する。

なお、同社は、本製品をドイツニュルンベルグで5月20日から22日まで開催されるPCIM Europe 2014に出展を行う。

新製品の特徴は次の3点である。1)電力損失の約40%低減により、機器の高効率・小型・軽量化に貢献、2)内部インダクタンスの低減により、サージ電圧の抑制が可能、3)従来製品と外形互換により、置き換えが容易になる

MCMH100DY-24NFH/CMH150DY-24NFH CMH 200DU-24NFH/CMH 300DU-24NFH