三菱電機は4月30日、小田急電鉄株式会社1000形更新車両に、直流1500V架線対応の「フルSiC適用VVVFインバーター装置」が採用されたことを発表した。

フルSiC適用インバーター装置

今回のフルSiC適用VVVFインバーター装置は、1000形(4両)の1編成に搭載され、各種走行試験を実施の上、12月から営業運転に使用される予定だ。

三菱電機はフルSiC適用インバーター装置の採用により、「主回路システム全体での最適化により最大約36%の省エネ」「小型・軽量化による車体改造費の大幅削減」の2つの効果が期待されるとした。