東武鉄道は11月19日、普段は立入りできない南栗橋車両管区を公開するイベント「2017東武ファンフェスタ」を開催する。

昨年の「東武ファンフェスタ」の様子

13回目となる今年は、整備中の車両移動に使用する車両移動機(通称「アント」)が牽引する車掌車、ヨ5000形への体験乗車を事前予約制で実施。線路と道路の両方を走行できる軌陸両用型架線作業車の体験乗車、車両洗浄線を走る電車の体験乗車、運転シミュレータ体験といった他の体験とともに、往復はがきで参加希望者を募る。応募方法の詳細は東武鉄道ウェブサイトで確認できる。

100系「スペーシア」、250型「りょうもう」、8000系丸目セイジクリームリバイバル車両、東京メトロ日比谷線への直通運転で使用される新型車両70000系など、東武鉄道で活躍するおなじみの車両展示もあり、自由に撮影できる。

当日は工場内も自由に見学でき、車内放送やドア操作なども体験できる。その他、展示車両での運転台見学、制服着用体験、マルチプルタイタンパーや電気検測車など鉄道の安全を支える車両の展示、Nゲージ運転会などの催しを用意。ステージでは鉄道ジャーナリストの渡部史絵さんと東武博物館の名誉館長によるトークショーも予定されている。

イベント当日は、事前に公開されない経路を通って会場まで直行する臨時列車「2017東武ファンフェスタ号」をツアー企画商品として運行する予定。参加者には、会場での車両撮影会に優先的に参加できる権利が与えられる。ツアーの詳細は決まり次第、発表される。