Googleは5日、Google アシスタント対応の「Google Home」「Google Home Mini」を国内発表した。円筒形のGoogle Homeは6日から発売し、価格は税別14,000円。小型サイズのGoogle Home Miniは6日から予約、23日から発売し、価格は税別6,000円。Google Store、auショップ、ビックカメラ、ヤマダ電機、楽天で取り扱う。

【関連記事】Google Homeで何ができる? Googleのスマートスピーカーが日本上陸

Google Home

天気情報やニュースの再生、カレンダーのスケジュール登録など、「OK Google」の声掛けで音声操作が行えるスマートスピーカー。Google HomeとGoogle Home Miniの機能はほぼ同等で、サイズと値段の違いが主となる。

動画や音楽再生に関しては、Google Play MusicやYouTubeなど同社サービスのほか、SpotifyやNetflix、ラジコ(年内提供)、うたパス・ビデオパス(11月下旬以降)との連携も予定されている。NetflixやYouTubeは映像配信サービスだが、Google Chromeと組み合わせることで、音声操作によりテレビで再生することができる。

このほか、Google以外のサービスも音声操作できるActions on Googleも提供する。同機能のAPIとサービスが連携すると、例えば「楽天レシピと話したい」と声を掛ければ楽天レシピによる料理レシピを音声で呼び出せる。Actions on GoogleのAPIは数週間以内にローンチされ、5日時点ではYahoo! MAPや楽天レシピ、Amebaといったサービスの対応が予定されている。

本体にはデュアルマイクを内蔵。自然言語処理と音声認識技術により、最大6人の声を聞きわける「ボイスマッチ」も搭載される。これにより、複数アカウントが1台のGoogle HomeやGoogle Home Miniに登録されていても「今日の予定を教えて」と声掛けすると個人の声を認識し、自分の予定を再生できる。

Google Homeの本体サイズは直径96.4mm×高さ142.8mm、重量は477g(電源アダプタ除く)。対応オーディオ形式はHE-AAC、LC-AAC+、MP3、Vorbis、WAV、FLAC。対応OSはAndroid 4.2以降、iOS 9.1以降。カラーは本体がホワイト、下半分のベース部分がスレート ファブリック。

Google Home Miniの本体サイズは直径98mm×高さ42mm、重量は173g(電源アダプタ除く)。カラーはチョーク、チャコール、コーラルの3色。オーディオ形式や対応OSははHomeと同じ。