ファーウェイ・ジャパンは8日、15.6型スリムノートPC「Huawei MateBook D」を国内発売した。2017年5月にドイツで発表された製品で、14型クラスのフットプリントに15.6型ディスプレイを搭載した、厚み16.9mmのスリムノートPCとなる。Amazon.co.jpでのみ取り扱い、価格は税別99,980円。

Huawei MateBook D

6.2㎜の狭ベゼルを採用した、アルミ合金ボディの15.6型ノートPC。グローバルでは構成違いで複数のモデルを用意するが、国内では1モデルのみ投入する。15.6型ノートPC市場は、ハイエンドからエントリーまで、幅広く製品が揃うボリュームゾーン。国内PCメーカーでは、CeleronやCore i3プロセッサを搭載したエントリーモデルで10万円弱からが主流だが、「Huawei MateBook D」はこれらと同じ価格帯で「手頃感」を重視しながら、ハイスペックを意識した製品となる。

CPUには第7世代のIntel Core i7-7500U(2.7GHz)を、グラフィックスにはNVIDIAのGeForce 940MX 2GBを採用。ディスプレイはノングレアのフルHD IPS液晶で、ブルーライトカットや色補正機能を搭載するなど、スマートフォン向け技術を備えたMateBook Xと同じコンセプトで展開する。タッチ機能は非対応。

スピーカーはDolbyとの共同開発でDolby Atmosをサポート。キーボードは英語配列で、キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mm。防滴仕様となっている。生体認証センサーは備えない。

上記を除く主な仕様は、OSがWindows 10 Home 64bit、メモリが8GB、ストレージが1TB HDDなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(2×2 MIMO対応)、Bluetooth 4.1。バッテリ容量は43.4Whで、バッテリ駆動時間は約8.5時間(同社検証値)。

インタフェースはUSB 3.0 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×1、HDMI、ヘッドホンジャックなど。本体サイズはW358×D239×H16.9㎜、重量は1.9kg。本体カラーはスペースグレー。

なお、先着200台限定で、注文確定時に10,000円オフされるキャンペーンを期間限定で実施する。期間は2017年9月8日0時から同年9月30日23時59分注文分まで。