AMDは9月1日、ハイエンドデスクトップ向けCPU「Ryzen Threadripper」の新モデルとして、8コア/16スレッドのRyzen Threadripper 1900Xを発売した。ドスパラやツクモの通販サイトにおける価格は税別69,500円(税込75,060円)
Ryzen ThreadRipperは、"Zen"アーキテクチャベースのハイエンドCPUで、16コア/32スレッドの「Ryzen Threadripper 1950X」と12コア/24スレッドの「Ryzen Threadripper 1920X」は8月10日から販売している。
今回発売となったRyzen Threadripper 1900Xは、メインストリーム向けのRyzen 7 1800Xと同じ8コア/16コアスレッドだが、対応するX399プラットフォームでは、クアッドチャンネルのDDR4メモリコントローラの搭載や64レーンのPCIe 3.0レーンなど足回りが強化されている。
主な仕様は、ベースが3.8GHz、ターボが4GHz、倍率アンロック仕様でオーバークロックに対応する。L1キャッシュが768KB、L2キャッシュが4MB、L3キャッシュが16MB、TDPが180W。対応ソケットがScoket TR4。