第一三共ヘルスケアは8月9日、「仕事と飲み会」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2017年7月7~9日、有効回答は20代~40代の男性有職者1,510人。

飲み会の回数、「数カ月に1回」が最多

上司、同僚、部下との飲み会の回数を尋ねると、20・30・40代のどの年代でも「数カ月に1回」(51.2%~60.6%)が最多となった。また20・30代は、同僚に比べて上司や部下との飲み会には「全く参加しない」と答えた割合が多かった。

飲み会に「自ら誘うタイプ」か「他者から誘われるタイプ」かと質問すると、どの年代でも「他者から誘われるタイプ」が多く、特に20代では77.9%に上った(30代68.4%、40代67.5%)。

飲み会に誘われたときの気持ちとしては、「嬉しい」「やや嬉しい」の合計がどの年代でも6割前後を占め、「嬉しくない」「あまり嬉しくない」の合計を上回った。会社の飲み会には消極的な印象を受けるが、誘われたときは「嬉しい」と思う人が多いことがわかった。

誘われたときの気持ち

飲み会後の体調トラブル経験について聞くと、どの年代でも「下痢・軟便」が最も多く、次いで「二日酔い」「頭痛」「胃もたれ」「胃のむかつき・胸やけ」などが続いた。

飲み会中・飲み会後のトラブルについては、どの年代でも「電車・バスの乗り過ごし」を挙げた人が3割前後で最多。また「飲みの場で説教を受けた」人は20代の17.8%に対し、30代は20.7%と多かった。

飲み会中・飲み会後のトラブル

これまで経験した中で一番大変だった飲み会トラブルとしては、「タクシー料金をロレックスで支払った」(45歳/部長)、「上司同士が喧嘩になり、それを見ていた社長が泣いていた」(38歳/主任)などのエピソードが寄せられた。