東芝ホームテクノは、「本羽釜シリーズ」の真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10ZWL」を発表した。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は110,000円前後(税別)。前モデル「RC-10ZWK」に比べ、体積が26%小さいコンパクトな設計だ。

RC-10ZWL

RC-10ZWLは、内釜に釜底7mm厚の「備長炭かまど本羽釜」を採用したIHジャー炊飯器。「圧力可変コントロール」でお米に圧力をかけ、最高105度の温度で加熱。内釜に大きな熱対流を生み出し、釜の中心部まで加熱することで、炊きムラを抑える。さらに、ひたし時に釜の内側を真空にすることで圧力差を生み出し、お米の中心部まで速やかに水を浸透させる東芝の独自技術「真空αテクノロジー」による「合わせ炊き」で、お米本来のうまみを引き出す。

圧力可変コントロールのイメージ

真空αテクノロジーのイメージ

食感を炊き分ける「かまど名人コース」は、「しゃっきり」から「もちもち」まで11通りに細分化。お米の甘みを増す「甘み炊きコース」でも3通りに炊き分け可能だ。最短26分でお米を炊きあげられる「そくうまコース」のほか、玄米と白米を混ぜて炊ける「白米混合コース」も備える。

そのほか、真空保温機能によって、白米は40時間まで保温できる。最大炊飯容量は約5.5合分の1.0L。サイズはW245×D328×H228mm、重量は7.2kg。色はグランホワイトとグランブラックの2種。