米Microsoftは8月1日 (現地時間)、Surfaceデバイスの購入を支援するファイナンスプログラム「Surface Plus」を米国で開始した。個人向けの「Surface Plus」とビジネス向けの「Surface Plus for Business」があり、個人向けでは分割払いの途中の18カ月後からデバイスのアップグレードが可能になる。

Surface Plusは米国内の直営店Microsoft StoreまたはオンラインストアMicrosoft.comで契約できる。個人向けプランのポイントは以下の3つだ。

  • 0% APRの24カ月分割:クレジットヒストリーなど条件を満たせば、残高に利子がかからない0% APRの分割払いで購入可能。
  • デバイス・アップグレード:Surface Plusで購入した使用中のデバイスが完動状態であるなど条件を満たせば、18カ月後から最新のデバイスにアップグレードできる。アップグレードした場合、新たな24カ月分割払いに切り替えられる。
  • サービス&サポート:購入後30日間は簡単な手続きで返品可能、他にもデバイス診断、インストア・サポートなどMicrosoft Storeにおいて手厚いサービスとサポートを受けられる。

Surface Plus for Businessには、従来のプログラムでは対象外だった最新のデバイスも含まれており、1つの契約で異なる種類のSurfaceデバイスを1つのSurfaceポートフォリオにまとめて利用できる。18カ月、24カ月、30カ月と柔軟にファイナンス期間を選択可能、24カ月プランでは12カ月後から、30カ月プランでは18カ月後からデバイス・アップグレードを利用できる。

Microsoftはまた、米国などにおける9月の新学年開始に向けた「Back to School LIVE」というプログラムを8月15日にスタートさせることを発表した。同社は教育市場をターゲットにした「Windows 10 S」を5月に発表したが、1日にWindows 10 Sを搭載した「Lenovo N23 (249USドル)」 と「Lenovo N24 (279USドル)」の注文受け付けが始まった。さらに「ASUS Vivobook W202 (279USドル)」「Dell Latitude 3180 (229USドル)」「Dell Latitude 3189 (299USドル)」「Fujitsu LIFEBOOK P727 (999USドル)」「HP ProBook x360 11EE (299USドル)」といったパートナーメーカーによるWindows 10 S搭載PCが登場する。ほとんどが300USドル未満で、米国の教育市場に浸透しているChromebookと競争できる価格になっている。