急な発熱や嘔吐、あるいは遊びの最中の出血を伴うケガなど、子どもの体調にまつわるトラブルは多い。中には突然のことでパニックになり、救急車のお世話になったという人もいるのではないだろうか。今回は、子どもを持つ女性マイナビニュース会員151名に、「子どもの病気やケガで、救急車を呼んだことはあるか」を聞いた。

Q.子どもの病気・ケガで救急車を呼んだことはある? どんな症状だった??

Q.お子さまのことに関して救急車を呼んだことはありますか
はい 24.5%
いいえ 75.5%

Q.どのような状況で救急車を呼びましたか

「発熱・痙攣・嘔吐」

・「1歳の時に、熱性痙攣を起こした」(43歳/京都府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「40度以上の発熱があり、熱性痙攣が発生したため、呼びました」(36歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「インフルエンザの高熱で熱痙攣を起こしたため」(39歳/京都府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「高熱が続いて泣き叫んでいて、水分も受け付けない時」(34歳/東京都/その他/専門サービス関連/個人事業主・会社役員)
・「生後2カ月足らずで熱が出て、息苦しそうにしていた時」(27歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「熱を出している時で、母乳をあげていたら急に顔が青白くなり、唇も紫になってぐったりしたから」(39歳/佐賀県/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連/会社員・公務員・団体職員)
・「祖父母が面倒を見てくれていた時、急に苦しみだして、震えたり嘔吐したりしたので祖父母が呼んだ」(39歳/東京都/教育/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

「事故やケガ」

・「ベランダで転んで、頭から血が出たから」(36歳/東京都/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「外で遊んでいて地面に後頭部を打って、切れて血も出ていた」(35歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「自動車で自損事故を起こした時に、特にケガをしているようには見えなかったけれど、頭とか首とか何かあったら心配だと思ったので、救急車を呼んで病院に行きました」(39歳/福島県/食品/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「転倒して口から血が止まらなくて、救急車を呼んだことがあります」(43歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「抱っこしていてこけてしまい、頭から血が出たので……」(35歳/京都府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「友人宅の庭で簡単なプール遊びを始めた時に滑って頭を打ってしまい、血が出てきた」(46歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)

「その他」

・「悪性の風邪をひいていた」(43歳/青森県/その他/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「夜中に、足が痛いと長い間泣いていた時に呼びました」(44歳/東京都/生命保険・損害保険/営業関連/会社員・公務員・団体職員)

総評
「子どものことに関して救急車を呼んだことはあるか」との問いに、「はい」と回答したのは24.5%、「いいえ」は75.5%となり、約4分の1の人は救急車を呼んだ経験があることが分かった。

「はい」と答えた人に、どのような状況で救急車を呼んだかを聞いたところ、「発熱・痙攣・嘔吐」が56.8%で最多となった。続いて「事故やケガ」が35.1%。「その他」は8.1%だった。

どんな時に病院での受診が必要か、救急車を呼ぶべきか、悩む人は多いかもしれない。総務省消防庁が配布している「救急車利用リーフレット(子供版)」によれば、「頭を痛がってけいれんがある」「唇の色が紫色」「激しい下痢や嘔吐で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない」「激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しそう」などの症状が見られた時には、すぐに119番をしてほしいとのこと。

さらに、事故や広範囲のやけど、飲み込み、けいれん、それに「お母さんやお父さんから見て、いつもと違う場合、様子がおかしい場合」なども対応が必要と記載されている。

いつも子どもの様子を見ているママ・パパだからこそ、いつもと異なる症状や状態には、いち早く気づけるはず。そんな時には、迷わず119番をしてあげてほしい。

調査時期: 2017年7月3日~2017年7月6日
調査対象: マイナビニュース会員(子どもをもつ女性)
調査数: 151人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません