三菱みなとみらい技術館(神奈川県横浜市)では6月21~7月10日、企画展「はたらくのりものコレクション ~見て・聞いて・体験して楽しめる はたらくのりもの~」を開催。人びとの暮らしを支え役立っているさまざまな乗り物の役割や機能を、展示や体験、トークイベント等、子どもから大人まで楽しめる催しを通じて紹介する。

Nゲージのジオラマ走行展示のイメージ

企画展は、展示や運転席での記念撮影、クイズ、トークショーなど約20の催しで構成。「力持ちののりもの」では、ニチユ三菱フォークリフトや日本キャタピラーの協力により、フォークリフトや油圧ショベル、卸売市場などで活躍する運搬車(ターレー: ターレットトラック)などの実物を展示する。また、東京都市大学鉄道研究部の協力によるNゲージのジオラマ走行展示および操作体験、人力発電で動くミニ北陸新幹線の乗車体験もできる。

企画構成として、人力発電で動くミニ北陸新幹線に乗れる「ミニ北陸新幹線」(6月21日~7月2日)や、地震の揺れを体験できる車・起震車に乗る「地震体験車」(7月8日、雨天中止)、鉄道や自動車、飛行機などはたらくのりものに関したクイズ「はたらくのりものクイズ大会」(6月24、7月2日、7月9日)、トミカのはたらくクルマを走らせてみんなで遊べる「トミカであそぼう! 」(全会期)など。

展示は、三菱ふそうの新型トラックキャンターの運転席に乗って写真が撮れる「キャンターエコハイブリッド ムービングピット」(6月24・25日)を始め、「新型バスのエンジン」「力持ちののりもの」「キャタピラージオラマ」「みなとみらい線ができるまで」「Nゲージ&ジオラマ」「トミカはたらくクルマタワー」「トミカはたらくクルマinぴったりシティー」「O(オー)ゲージ」「955形式新幹線試験電車(300X)」「はたらくのりもの図鑑コーナー」(全会期)などを用意する。

トークショーとして、「トラック・バスのデザイナー」(6月24日11:00~11:45、13:00~13:45 )、「電車で働く人」(7月2日11:00~11:45、13:00~13:45)、「電車ってどうしてできたのかな?」(7月9日11:00~11:45、13:00~13:45)を実施する。

また、原鉄道模型博物館とのコラボ企画として、相互館チケット提示で入館料割引になるほか、原鉄道博物館の横浜ジオラマに隠れているテクノくんを探して写真を撮り、三菱みなとみらい技術館の受付で写真を提示するとノベルティをプレゼントする企画も展開する。

三菱みなとみらい技術館の所在地は横浜市西区みなとみらい3-3-1 三菱重工横浜ビルで、アクセスはみなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩3分、または、JR根岸線・横浜市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩8分。開館時間は10~17時まで(入館は~16時30分)、休館日は毎週火曜日。入館料は大人500円・中高生300円・小学生200円(未就学児、65才以上、障がい者と付添人は無料)、企画展観覧料は無料(入館料は別途要)。