「クールビズはカッコいい」と回答した働く男女の割合は?

そごう・西武はこのほど、「クールビズに関する実態調査」の結果を発表した。同調査は4月11日～13日、20～49歳までの働く男女500名を対象にインターネットで実施したもの。

クールビズの印象について尋ねたところ、最も多い回答は「カッコいいと思う」(25.0%)だった。次いで「清潔だと思う」(22.6%)、「新しいと思う」(18.6%)となっている。ネガティブな印象の「カッコ悪いと思う」「不潔だと思う」「古いと思う」は各1%以下で、クールビズに関しては、おおむねポジティブな印象を持つ人が多いことがわかった。

仕事中に汗まみれの異性を見て、引いてしまったことがあるか尋ねると、「一度もない」は39.0%。6割以上が「引いてしまった経験がある」と答えている。中でも「何度もある」という人が11.2%と少なくない割合でいることがわかった。

職場の汗でドン引きしたエピソードについて聞くと「仕事が病院関係なので、男性が汗をかきすぎていると不潔に見える」「提出した書類に部下の男性の汗が垂れたことがあった」「脇回りがしみになっている」「打ち合わせ時に汗が流れていたとき、印象が悪かった」などのコメントが寄せられた。

浸透していると感じるクールビズのスタイルについて聞くと、「ノーネクタイ」(83%)、「ノージャケット」(51.8%)、「半袖シャツ」(46.6%)が上位を占めた。「サンダル」「丈の短めのパンツ」「スニーカー」など、下半身に関連するものは少なかった。

クールビズとしてビジネスシーンで導入すると考えた際、おしゃれと感じるズボンの丈について尋ねると、最多は「アンクル丈(9分丈)」(59.6%)だった。28.6%は「クロップド丈(8～6分丈)」、11.8%が「ハーフ丈(5分丈)」と答えた。

下半身クールビズで注意してほしいこととしては、「あまりラフなデザインだとマナー違反だと思う」「不必要に丈の短いパンツで露出が多いと、配慮に欠けると感じてしまう」「スネ毛が見えない程度の長さがいい」といったコメントがあった。