西日本鉄道は10日、天神大牟田線の新型車両9000形の運行開始と試乗会の開催、運行開始記念品の発売について発表した。試乗会は3月18日に行われ、西鉄福岡(天神)~筑紫間を往復する。運行開始日は3月20日と発表された。
新型車両9000形は、同社の既存車両3000形をベースに安全性とサービスの向上、環境に優しい省エネルギー化を図った通勤型車両。2016年度は計10両(3両固定編成×2編成、2両固定編成×2編成)導入され、うち5両は3月20日から、残り5両は3月30日から運行開始となる。天神大牟田線ではおもに急行・普通として運用される。2017年度も計8両(3両固定編成×2編成、2両固定編成×1編成)を導入する予定だ。
運行開始に先立ち、3月18日に試乗会が開催され、146名(うち12組36名は親子限定)を無料で招待する。応募は専用サイトの応募フォームから行い、受付期間は2月28日まで。応募者多数の場合は抽選となる。試乗会当日、往路は西鉄福岡(天神)駅11時20分発・筑紫駅11時59分着、復路は筑紫駅12時23分発・西鉄福岡(天神)駅13時2分着で運行予定。試乗会では西鉄電車グッズで遊べるキッズ車両も1両用意されるという。
試乗会の車内では、運行開始記念「nimoca」とクリアファイルのセットをはじめ、電車型貯金箱やメモ帳などの9000形オリジナルグッズが先行発売される。9000形をデザインした「nimoca」とクリアファイルのセットは西鉄福岡(天神)駅・西鉄二日市駅・西鉄柳川駅でも限定500セット、価格2,000円で発売される。