LGエレクトロニクス・ジャパンは7日、21:9ウルトラワイドモニタで"史上最大"をうたう、37.5型の曲面ディスプレイ「38UC99-W」を発表した。2月10日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別165,000円前後。

38UC99-W

3,840×1,600ドット解像度に対応した、37.5型の曲面ディスプレイ。非表示領域幅を除くフレーム幅は2.4mmと狭額。液晶はIPSパネルを採用し広い視野角を確保するほか、工場出荷時に全台対象のキャリブレーションを実施。sRGBカバー率は99%超となる。

表示技術としては、1コマ1コマの間に黒画面を挿入する「1ms Motion Blur Reduction」や、対応APUやGPU搭載グラフィックスカードと液晶ディスプレイの間でティアリング・スタッタリングを抑えるAMDのFreeSyncに対応。また、映像信号を画面に出力するまでのタイムラグを軽減するDAS(Dynamic Action Sync)モードも備える。

画面の表示モードは、画面上のウィンドを自動的に最大4分割に整列させるスクリーン・スプリット(Screen Split)、メイン画面内にサブ画面を表示するピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)などを用意。

このほかの主な仕様は、視野角が水平 / 垂直ともに178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(最大5,000,000:1)、応答速度が5ms(GTG)など。10W+10W のステレオスピーカーを内蔵する。

映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×1、USB Type-C×1。ほか、USB 3.1ポート×1(アップ)およびUSB 3.0×2(ダウン)も備える。スタンドのチルト角度は前-5度 / 後15度。VESAマウントは100mmに対応し、本体サイズは約897×466-576×230mm、重量は9.3kg(スタンドあり)。