マライア・キャリー(C)BANG Media International

歌手のマライア・キャリーが、自身の出演した年越しイベントの大失態の原因調査を要請しているようだ。ニューヨークのタイムズスクエアで行われた年越しイベントで、パフォーマンスの際になぜ音響機材のトラブルが起きたのか原因を見つけるよう、マライアは自身のチームに調査を依頼したと報じられている。

ある関係者はザ・サン紙に対し「マライアはすごく怒っていて、ここ数日間ずっと落胆しています」「彼女はこのことをそのままにするわけにはいかず、誰かが自分への妨害工作を行ったと思っています。マライアはこの出来事を調査するべく、調査チームを立ち上げていますよ」と語る。

マライアのマネージャーであるステラ・ブロコニフ氏は、マライアがパフォーマンスを台無しにされたと考えている年越しイベントの制作を担当していたディック・クラーク・プロダクションズに手紙を送っており、そこには「あなたたちは彼女のインイヤーが正常に動いていないことを知っていました。制作チーム全体が彼女のためにちゃんとセットしなかったのです」「マライアはステージ上でも彼らにそのことを伝え続けていました。それにも関わらず彼らはマライアを無視し続けたのです。彼女はあなたたちとの契約を成し遂げることで非難を受けることになったのです。私は彼女をステージから下ろしてあげるべきでした。これは妨害工作です」などとつづられているという。

しかし、ディック・クラーク・プロダクションズ側はマライア側の主張を真っ向から否定。同社が発表した声明文では「意図的にアーティストの成功を妨害したなどということは、中傷であり、無礼であると同時に不合理であるとしか言いようがありません」「テレビの生放送中に機材のトラブルが起こることはごくまれにありますが、最初に行われた調査の段階ではキャリー氏の年越しイベントのパフォーマンスで起きた問題に我々は一切関係ないと示しています」と反論している。

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