AMDは、次世代GPUである開発コードネーム"Vega"の実働デモを公開した。 同デモは、機械学習向け新GPU「Radeon Instinct」の記者説明会で展示されていたもので、詳細な設定こそ明らかにされていないものの、4K解像度/Ultra IQ設定のDOOMをプレイ可能だった。

※12月15日追記:本記事の初出時に実働デモの様子を収めた動画を公開していましたが、AMDから「公開時期が変更になった」との申し入れがあり、動画を非公開としました。

"Vega"はAMDが2017年に投入を予定するGPUで、アーキテクチャの具体的な内容や仕様はまだ明らかになっていないが、ハイエンド領域に向けて提供されるといしている。12月12日(米国時間)に発表した「Radeon Instinct」シリーズでも、深層学習のトレーニング用として"Vega"を採用した最上位モデル「Radeon Instinct MI25」を用意。300W以下の消費電力で約25TFLOPSのFP16浮動小数点演算性能を実現するという。