オヤイデ電気(小柳出電気商会)は11月11日、コンパクトなエントリー向けハイレゾプレーヤー「FiiO X1 2nd generation」を発表した。発売は11月18日。価格はオープンで、推定市場価格は16,000円前後(税別)。カラーはブラックとシルバーの2色。

FiiO X1 2nd generation

FiiO X1 2nd generationは、2014年に発売された「FiiO X1 Silver/Gold」や、2015年発売の「FiiO X1 Black/Blue」を継ぐエントリー向けのハイレゾプレーヤーだ。新たにBluetooth機能(バージョン4.0)に対応。また、microSDカードスロットの最大容量が128GBから256GBに拡張した。

オペアンプにはインターシル製の「ISL28291」を、DACチップはテキサス・インスツルメンツ製の「PCM5242」を搭載。192kHz/34bitのWAVや、192kHz/24bitのFLAC、ALAC、WMAなどを再生できる。DSDの再生には対応しない。

内部構造

操作性の面では、従来機に搭載していた物理的スクロールホイールを刷新し、新しいタッチホイールを搭載。ボディはアルミ製で、エッジに丸みを持たせて持ちやすくしている。

接続端子は、3.5mmステレオミニジャック×1とUSBポート(充電用)×1を装備。3.5mmステレオミニジャックは、ヘッドホン出力とライン出力の兼用で、スイッチで切り替えて使用する。ヘッドホンの推奨インピーダンスは16~100Ωで、16Ω負荷時の出力は100mW、32Ω負荷時は65mW、300Ω負荷時は8mW。周波数帯域は5Hz~60kHzで、歪率は0.003%(1kHz)。バッテリー駆動時間は約12時間。本体サイズはW55.5×D12×H97mmで、質量は102g。

手に持ったところ