SMAP被災地支援への思い…現在も呼びかける支援金の財団は「活躍を祈念」

今年12月31日での解散が発表されたSMAP。最初の"解散騒動"を受けた1月18日、5人は唯一そろうレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ・関西テレビ系)の生放送で、神妙な面持ちで謝罪の言葉を口にし、並んで頭を下げた。しかし、5人がこの番組で横に並び、頭を下げるという行為は、実はこれまでも行われていた。東日本大震災復興支援の寄付の呼びかけだ。

『SMAP×SMAP』の収録が行われるフジテレビ湾岸スタジオ=東京・青海

SMAPのメンバーたちの被災地支援の思いは大きい。震災発生直後の2011年3月21日の同番組では、「いま僕たちに何ができるだろう」と題し、視聴者からFAXを募集して、みんなができる支援のあり方を、メンバーがフリートークで語り合うという内容で、生放送した。

以降も、同年7月24日の同局系『FNS27時間テレビ』では、被災地で「出張ビストロSMAP」を開催し、「笑顔になれる料理」を作り、盛りつけて1人1人に手渡し。『スマスマ』では、大震災から2年の2013年3月11日に、岩手・釜石で助けてくれた人に「ありがとう」を伝えたいという人たちのもとを訪れ、それを手伝うという企画も放送した。

そんな中でも、やはり象徴的なのは、毎週番組のエンディングでメンバー5人が並び、復興の支援金を呼びかけるシーンだろう。この映像は、5人がそろう歌収録があるたびに新しく撮り直し、1月の騒動後も、継続的に収録している。震災発生から5年半がたった今も、こうした取り組みを続けている番組は、もちろん『スマスマ』だけだ。

SMAPが呼びかける支援金を受け付ける「公益財団法人 東日本大震災復興支援財団」によると、番組での呼びかけによって寄付金額にどれほどの影響が出ているかは、集計できないという。解散にともない、『スマスマ』は終了するが、同財団は「今後は、個人として芸能活動を継続されるとのことですので、各分野でご活躍されることを心より祈念するとともに、引き続き東日本大震災の復興支援活動をされることを願っております」と期待のコメントを出した。

TBS系『音楽の日』、フジ系『FNSうたの夏まつり』という、例年出演していた夏の大型音楽特番を辞退したものの、NHKの『震災から5年"明日へ"コンサート』は、騒動後でも唯一の生パフォーマンスの場として選んだSMAP。今年発生した熊本地震を受け、プライベートでも炊き出しに参加する彼らは、それぞれの道を進むことになっても、財団の期待通り、復興支援活動をやめることはないだろう。

関連キーワード

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事