米Microsoftが2015年2月に買収したカレンダーアプリ「Sunrise Calendar」が終了する。Sunriseチームは5月11日、アプリストアからアプリを削除し、8月末に完全に閉鎖する計画をブログで発表した。

カレンダーアプリ「Sunrise」

カレンダーアプリのベンチャー企業だったSunriseは、2015年2月のMicrosoftによる買収後、iOSとAndroid向けの「Outlook」アプリ開発チームに加わった。現在SunriseチームはOutlookチームと密に作業しており、今後はSunrise Calendarの特徴をOutlookに盛り込んでいく。

数日以内にSunrise Calendarアプリはストアから削除され、2016年8月31日をもって完全に閉鎖。Sunriseチームは「Sunriseのサポートとアップデートができなくなった」と、ストアからアプリを削除する理由を説明している。

閉鎖の告知とともに、Sunriseチームはここ数カ月の取り組みとして、メールとカレンダーを統合した最新のOutlookアプリを紹介し、SunriseユーザーにOutlookへの移行を呼びかけている。複数アカウントの管理といったSunriseの機能はすでにOutlookに移っており、今後「3-day view」「Intersting Calendars」「Connected Apps」などの機能も移植していく。