ソニーは5月10日、LED電球スピーカー「LSPX-103E26」を発表した。発売は5月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別24,000円前後。空間そのものを活用して新しい体験を創出する「Life Space UX」のコンセプトに基づいて開発している。

LSPX-103E26

LSPX-103E26は、2015年5月に発売した「LSPX-100E26J」から性能を向上させた新モデル。BluetoothスピーカーとLED電球を組み合わせた製品で、LED電球に対応した照明器具のソケットに取り付けて使用する。

まぶしさを抑え、優しい明るさを実現した

新モデルは、スピーカーの振動板を最適化することで、高域の再現性を改善。コンパクトなサイズを保ちつつスピーカーボックスの容量を増やし、音の広がりを向上させている。また、Speaker Add機能をサポートし、Bluetoothスピーカー2台を使った左右ステレオ再生や、2台ともに同じ音を再生するダブル再生が行える。

照明機能においては、まぶしさを抑える効果がある乳白色拡散素材を採用した。LED配置などの光学設計を改善することで、従来の約1.4倍となる全光束500ルーメンを実現。さらに、照射面スピーカーに映る影を消している。

カラー点灯のイメージ

新たに192色カラー点灯機能を搭載。専用のアプリと連携させることで、音楽のリズムや音量に合わせてカラーを変更する「音楽連動モード」を楽しめる。音楽連動モードは、プリセットモード(4種類)のほか、カスタムプリセットも利用可能。

電話着信時の点灯イメージ

付属リモコン

スリープタイマー機能も向上。従来は60分ごとに設定可能だったが、新モデルは5分ごとに設定できるようになった。また、Android端末とBluetooth接続したときのみ、ウェイクアップタイマー機能と着信お知らせ機能も利用可能。着信お知らせ機能では、スマートフォンに電話着信があった場合、指定した色で点滅してユーザーに知らせる。点灯・消灯、調光、カラー変更、音楽の再生・停止、音量調整が行える専用リモコンを同梱。