「雪の下のクオリア」

「海辺のエトランゼ」「春風のエトランゼ」などで知られる紀伊カンナの新刊「雪の下のクオリア」が、大洋図書より刊行された。

「雪の下のクオリア」 は草木が好きで人嫌いな男子・小林明夫と、同じ寮に住む大学の後輩・大橋海の出会いから始まるBL作品。2人は徐々に親交を深めていくが、見知らぬ相手と一度きりの関係を繰り返す海の奔放な態度に明夫は苛立ちを覚えていく。ノーマルとゲイが、相手を思いやる気持ちに目覚めていく様をみずみずしいタッチで描いている。

大洋図書は公式サイトに「雪の下のクオリア」の特設ページを設置。特典を配布している書店のリストや、紀伊のインタビューを掲載している。