ディラックは25日、台湾SilverStone製のATX対応ミドルタワーケースとして、USB Type-Cコネクタを標準で搭載する「SST-RL05」を発表した。5月4日から発売し、店頭予想価格は10,500円(税別)前後。

SST-RL05

外観と内部をブラック塗装で統一し、サイドパネルにアクリルウインドウを装備。ケース内部を見せることを意識したデザインとなっている。搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×2基(内部2.5インチベイと排他仕様)、内部2.5インチベイ×2基+2基(内部2.5インチベイと排他仕様)。前面、上面、底面にダストフィルタを装備する。

前面のインタフェース類。USB Type-Cコネクタは前面上部にある

ケース内部は、上部がマザーボードなどの搭載エリア、下部が電源などの搭載エリアに分かれたチャンバー構造。上面に、赤色に発光する140mmファン×2基を標準で備えており、オプションで前面に140mm(120mm)ファン×2基、背面に120mmファン×1基、上面に140mm(120mm)×2基を搭載可能。電源エリアの前面に80mmファン×1基も搭載できる。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大370mmまで、搭載CPUクーラーの高さが165mmまで、搭載できる電源の奥行きは220mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×3基(内1基はType-C)、オーディオ×1、マイク×1。本体サイズはW210×D450×H465mm、重量は約5.9kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX。