日本エイサーは10日、ゲーミングブランド「Predator」シリーズから、OSにAndroid 5.1を搭載した8型タブレット「Predator 8 GT-810」を発表した。2月19日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は55,000円前後(税別)。

Predator 8 GT-810

8型クラスのAndroidタブレットは、市場で根強いニーズがありつつも、近年は製品数が減少傾向だ。今回のPredator 8 GT-810は、こうしたニーズに応えるために投入するという一面がある。画面の四隅にスピーカーをした点が特徴で、画面の縦位置・横位置に合わせて、自動的に最適なサウンドを出力。ゲーミングブランドの製品ということもあり、スペックは比較的高い。

ヘッドホン端子とmicroUSB端子

背面

8型の液晶ディスプレイにはIPSパネルを採用し、解像度は1,920×1,200ドットのWUXGAと高精細だ。従来の製品と比べて10点マルチタッチの精度が向上しており、芯先が2mmの鉛筆でもスケッチなどが可能となった。なお、スタイラスペンは付属しない。

そのほか主な仕様は、CPUがIntel Atom x7-Z8700(1.6GHz)、メモリがLPDDR3-1600 2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0、内蔵センサーはGPS、電子コンパス、加速度、ジャイロスコープだ。

カメラ機能はフロントが約200万画素、リアが約500万画素で、microSDカードリーダー、micro USB 2.0ポート(SlimPort対応)、ヘッドホン/スピーカー端子を備える。バッテリ容量は4,550mAh(17.3Wh)で、動画再生時で約8.5時間駆動だ。本体サイズ(縦画面時)は約W127×D218×H8.7mm、重量は約350g。