JR西日本は4日、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(2017年春運行開始予定)の立ち寄り先に島根県雲南市の食の杜「室山農園」と須我神社、神楽の宿の3施設を追加すると発表した。

須我神社と神楽の宿(どちらも島根県雲南市)

今回発表された3施設はいずれも、2泊3日の「山陽・山陰コース」2日目に訪れる宍道駅・松江駅での立ち寄り先となる。このコースは京都・大阪から山陽本線を通って下関を回り、山陰本線経由で帰着する行程で、途中駅で下車して観光を楽しむ「立ち寄り観光」が毎日1回設定されている。

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、「美しい日本をホテルが走る」をコンセプトとした10両編成の豪華寝台列車。編成の両端は展望車両で、5号車はラウンジカー、6号車は食堂車、客室は2・3・8・9号車がツイン・シングル、7号車がスイートとなる。

豪華寝台特急の先駆けとして大阪~札幌間を運行し、2015年に引退した「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぎ、西日本各地の美しい眺めと一流の匠による食事、洗練された車両で特別の列車の旅を提供するという。