すしにおせち、雑煮と正月は食べ物の誘惑が多い

実家に帰って、家族や親戚と一緒においしい料理やお酒に舌鼓を打つ正月。新しい1年の始まりを祝い、はめを外して連日暴飲暴食をする人も少なくないだろう。そして、その後に待っているのは一気に体重が増加する、いわゆる「正月太り」。皆、どれだけこの正月太りに悩まされているのだろうか。

そこで、マイナビニュースの女性会員200名に「正月太りの経験の有無」についてアンケートを実施。今回は「経験がある」と回答した人の意見を紹介しよう。


Q. これまでに年末年始にかけて体重が増加する「正月太り」を経験したことはありますか


はい: 55.5%
いいえ: 44.5%

Q. 「はい」と答えた方は、最大でどの程度、体重が増えましたか


1位: 2kg以上3kg未満(40.5%)

2位: 1kg以上2kg未満(27.0%)

3位: 3kg以上4kg未満(19.8%)


■2kg以上3kg未満
・「こたつから出ない」(27歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「外食に加え、お歳暮のお菓子を食べていた」(25歳女性/不動産/事務系専門職)
・「おもちを食べ過ぎた。軽く食べられるのでなめていた」(29歳女性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「お餅が大好きで、4日連続してほぼ餅を食べてたらあっという間に体重が増えた」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)
・「年始の朝に雑煮とおせち、昼におすし、夜にすき焼き、おやつにケーキなどを食べ、一日中テレビを見ていた。動いていないのであまり空腹でなくても、おいしいものを見ると誘惑に負けてしまった」(33歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「箱根駅伝を見るため3日まで外出せず、食べて寝る生活」(31歳女性/食品・飲料/技術職)
・「義実家でいろいろ出てきて食べないわけにいかなかったので」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「新年会に参加したり、おいしいものを際限なく食べたいだけ食べたりしていたら太った」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)


■1kg以上2kg未満
・「寝ては食べての繰り返しをしていたら太っていた。おせちやおもちなどの食べすぎで」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「どうしても夜遅くまで飲んでいることが多いので、それが原因だと思う」(24歳女性/食品・飲料/専門職)
・「食べてはゴロゴロとTVを見たり、動かないでお正月を過ごしたりしたから。カロリーを考えないで美味しい物や甘い物を食べすぎたから」(34歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「好き放題食べていた」(33歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「お菓子を食べて、あまり動かない」(32歳女性/学校・教育関連/技術職)
・「朝から晩まで好きな時に食っちゃ寝してたら太った」(32歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「ごろごろして好きなときに好きなだけ食べる生活」(36歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)


■3kg以上4kg未満
・「夜中まで高カロリーなものを食べて飲んで、遊んでばかりいたら」(29歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「普段よりもたくさん料理を食べたりスイーツを食べたりしてしまったから」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「普通に朝昼晩みんなと食事して過ごしていた」(35歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「お餅やお雑煮をひたすら食べて、甘いものとしょっぱいものを交互に食べて、動かないでダラダラ過ごしていたら体重がみるみる増えた」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「沖縄旅行をしていて、食べてはバス移動(ツアーだったので)で動かず……ドンドン身についてしまった」(41歳女性/情報・IT/技術職)


■その他
・「4kg以上5kg未満: 食っちゃ寝。寝る前に無性にポテチやらお菓子が食べたくなり、そんな生活を繰り返していた」(37歳女性/医療・福祉/専門職)
・「5kg以上: 食べて、寝て、食べて、寝て」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)


■総評

結果は、半数以上の女性がこれまでに「正月太り」を経験したことがあり、その中でも最多となる増加量は「2kg以上3kg未満」だった。以下、「1kg以上2kg未満」「3kg以上4kg未満」と続いた。また、正月太り経験者の中で、全体の24.3%が3kg以上も体重が一気に増加したことがあると回答していた。

太ってしまった理由は、「ひたすら食べて寝るを繰り返していた」と「おもちやおせち料理を食べ過ぎた」の2つに大別できる。「ゆっくりと日々を過ごす中で、何かしらの食べる物が手に入れやすい状況にある」という点が、やはり正月太りにつながりやすいことがうかがえる。

一般的に、体重を減らすことは増やすことよりもはるかに難しい。加齢に伴い、基礎代謝量が減ればその難易度はさらにアップする。1年に数回ならば暴飲暴食をしても影響は少ないが、連日のように続けば体重増加は必至。体重を気にしている人は、2016年の正月はくれぐれも食べすぎ・飲みすぎに注意しよう。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2015年11月5日~11月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート