東京モーターショー2015 - ホンダが新型燃料電池自動車を初公開、画像21枚

 

本田技研工業(ホンダ)は「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)にて、新型の燃料電池自動車(FCV)「クラリティ フューエル セル」市販予定車を世界初公開した。

東京モーターショーにて世界初公開されたホンダ「クラリティ フューエル セル」市販予定車

「クラリティ フューエル セル」は、ガソリン車同等の使い勝手とFCVならではの魅力を高次元で融合し、将来にわたってFCVのベンチマークとなりうる高い価値をもったセダンとされる。同社独創の技術により、搭載している燃料電池スタックは従来型より33%の小型化を図りながら、出力は100kW以上、出力密度は3.1kW/リットルと、従来比で約60%の向上を実現。燃料電池パワートレインをV6エンジンと同等サイズまでコンパクト化し、世界で初めてセダンのボンネット内に集約した。これにより、大人5人が快適に座れるゆとりあるフルキャビンパッケージを実現している。

70MPaの高圧水素貯蔵タンクも搭載し、パワートレインの高効率化や走行エネルギーの低減により、FCVトップクラスの一充填走行距離(参考値)700km以上を達成。1回あたりの水素充填時間は3分程度と、ガソリン車と変わらない使い勝手を実現した。加えて最高出力130kWの高出力モーターにより、電動車ならではのダイレクトでレスポンスの良い爽快なドライブフィールと高い静粛性も両立している。外部給電器「Power Exporter 9000」を組み合わせることで、「走る電源」として、災害時などにクルマが作る電力をコミュニティに提供することもできる。

「クラリティ フューエル セル」は日本で2016年3月にリース販売を開始。日本における販売開始初年度は、従来からFCV普及促進に協力している自治体や企業向けを中心にリース販売を行い、その後、個人向けの販売も行う予定。日本での発売後、米国や欧州へ展開していくとしている。

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