日本HPは20日、ミニタワークラスのスペックをコンパクトボディに詰め込んだミニPC「HP Pavilion Mini 300-250jp」と「HP Pavilion Mini 300-230jp」を発表した。11月上旬に発売する。同社の直販サイト「HP Directplus」での価格(税別)は69,800円から。
HP Pavilion Mini 300-250jp
「HP Pavilion Mini 300-250jp」は、手のひらサイズのコンパクトな本体を採用するミニPC。基本的にプリインストールOSがWindows 10になった以外は、従来モデルの仕様を踏襲している。価格(税別)は「HP Directplus」が89,800円から、量販店モデルが90,000円前後の見込み。
小型ながらも、スペックや接続端子などはミニタワークラスにも引けを取らない。本体カラーには、色々な場所との親和性が高いブリザードホワイトを採用した。無線LANを標準で内蔵するほか、有線LAN端子も備えている。
最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.20GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB×1(最大16GB)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)。光学ドライブは非搭載。OSはWindows 10 Home 64bit版。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、HDMI×1、DisplayPort×1、メディアカードリーダー、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポートなど。本体サイズは約W145×D146×H53mm、重量は約640g。
HP Pavilion Mini 300-230jp
「HP Pavilion Mini 300-230jp」は、CPUがIntel Core i3-5005U(2.00GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB×1(最大16GB)、ストレージが500GB HDDのモデル。価格(税別)は「HP Directplus」が69,800円から、量販店モデルが70,000円前後の見込み。きょう体のデザインや使用などはほぼ共通。