日本HPは20日、17.3型の大型液晶ディスプレイと、グラフィックス機能としてNVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)を搭載したハイエンドノートPC「HP ENVY 17-n100」を発表した。同社の直販サイト「HP Directplus」限定モデルで、販売開始は11月下旬、直販価格は139,800円から。

HP ENVY 17シリーズ

HP ENVY 17-n100は、1,920×1,080ドット(フルHD)で17.3型IPSノングレア(非光沢)タイプの液晶ディスプレイを搭載したハイスペックなノートPC。ボディにアルミ合金を利用することで、高い質感と剛性を実現した。パームレストはリニアカーボンフィニッシュと呼ばれる処理が施され、インテリアにもマッチする高級感を演出している。サウンド面ではBang & Olufsenのスピーカー×4基に加えてサブウーファーを搭載するなど、ゲームや動画、音楽を存分に楽しめるエンタメ性能の高いモデルに仕上がっている。

2015年夏モデル「HP ENVY 17-n000」との違いは、OSにWindows 10 Home 64bitを採用している点と、CPUがBroadwell世代からSkylake世代にアップグレードしている点。さらに従来モデルはストレージが1TB HDDまたは256GB M.2 SSD+1TB HDDの2種類に分かれていたが、新モデルでは256GB M.2 SSD+1TB HDDのデュアルストレージ構成に統一された。

ラインナップとしては、メモリ容量が異なる2種類のモデルを用意。下位モデルとなる「17-n103TX」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700HQ(2.60GHz)、メモリがDDR3L 8GB、ストレージが256GB M.2 SSD(SATA接続)+1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 10 Home 64bit版。

主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4(うち1基はチャージ機能対応)、HDMI、Gigabit Ethernet対応有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、HD Webカメラ(約92万画素)など。さらにセキュリティ機能として、指紋認証センサーを内蔵している。本体サイズは約W418×D284×H23.5~32.8mmで、重量は約2.98kg。バッテリ駆動時間は約9時間30分(MobileMark2014)。