日本能率協会マネジメントセンターは「あなたの手帳の流儀」に関する調査結果を発表した。調査期間は8月、対象は20代~60代の男女2,060名。

スケジュール管理、アナログ派は6割

「スケジュール管理のメインツール」を聞いたところ、昨年に続き「手帳」(38.1%)がトップ。2位の「スマートフォン」(26.6%)は保有者の増加とともにスケジュール管理での使用者も増加した。手帳やカレンダーなどのアナログツールを使用する「アナログ派」は57.8%と、半数以上を占めた。

「スケジュール管理のメインツール」

「手帳のサイズ」を聞いたところ、男性にはコンパクトサイズ、女性には大型サイズに人気が集まった。現在「メインで使用している手帳のレイアウト」は「月間カレンダータイプ」(51.6%)がトップで、特に女性では約7割と高い結果であった。調査スタート時から、「月間カレンダータイプ」は8年連続不動のナンバーワンで、それに次ぐ「レフトタイプ」(17.6%)も同様に2位を維持し続けている。

「メインで使用している手帳のレイアウト」

「手帳に書く内容」は、「スケジュール管理」(プライベート・仕事)が圧倒的に多く、次いで「to doリスト(やるべきこと)の管理」があげられた。

「工夫している使い方の実例」としては、 「10年分の目標を書き込み、そこから今年の目標、今月の目標に落とし込んでいる」(20代女性/会社員)、 「体調が悪くなったとき、後々のためにも病状や飲んだ薬、通った病院などをかいている」(60代女性/主婦)、「仕事上でトラブルが発生した際に、解決方法を記録しておく」(20代男性/会社員)、「アイデアを出しやすくするために感想等をさ末なことでも常にメモする」(20代男性/会社員)、「離乳食に何を食べたかを記録し、アレルギーや便の変化に対応できるようにしている」(20代女性/公務員)などが寄せられた。

「手帳に書く内容」