演劇ユニット・TEAM NACSの第15回公演『悪童』の最終公演が26日、東京・EXシアター六本木で行われ、メンバーの大泉洋、安田顕、戸次重幸、森崎博之、音尾琢真が、公演前の取材に応じた。

TEAM NACSの第15回公演『悪童』の最終公演を行った音尾琢真、安田顕、大泉洋、森崎博之、戸次重幸(左から)

TEAM NACSにとって3年ぶりの舞台となった本公演は、7月15日の大阪公演を皮切りに全国8か所で開催。幼馴染みの"悪童"5人の物語を描く内容で、全53ステージで6万3,000人の観客を動員している。

舞台衣装で登場した大泉は、「NACSの中で初めての本格的な舞台。話の二転三転が面白い」とアピールし、これまで行った地方公演の反応に、「大いに盛り上がりました!」とニンマリ。また、本公演の脚本は古沢良太、演出はマギーというTEAM NACS初の外部脚本&演出となっており、多くの脚本&演出を手掛けてきたリーダーの森崎は、「稽古も円滑!本番も円滑! 評判も上々! 非常に上手くいって、手応えを感じてます。自信が芽生えました」と満足げに胸を張った。

1996年に結成したTEAM NACSは、来年で20周年。「今後もおじいちゃんになるまで5人で続けていきたい」と森崎が意気込むと、俳優として映画やドラマに引っ張りだこの大泉も、「年をとって大学生のノリじゃなくなったけど、中学生レベルの会話で笑ってる。親友ではないけど、1年で1番笑わせてくれる」とメンバーへの想いを吐露。続けて、4歳になる長女が舞台を鑑賞したがっていることを明かした大泉は、「歌舞伎みたいに襲名させて舞台に出したい。うちの子だったら、6人になっても良いんじゃない?」と長女のTEAM NACS加入を目論み、メンバーを苦笑させていた。