Timersはこのほど、運営する写真整理アプリ「Famm(ファム)」を利用する男女を対象に実施した、「ブラハラ(ブラッドタイプハラスメント)」に関する意識調査の結果を発表した。調査は7月3日~6日にインターネットで行われ、有効回答数は649名(男性112名、女性537名)。

男女4割が「ブラハラのような経験をしたことがある」と回答

「ブラハラのように血液型によって偏見を持たれ不快になった経験はありますか?」

調査ではまず、「ブラハラ」の認知度について調べた結果、79.4%が「知らない」と回答。認知度は2割にとどまった。

また、「ブラハラ」のように「血液型によって偏見を持たれ不快になった経験はありますか?」と尋ねたところ、「どちらかというとある(18.0%)」「ある(15.6%)」「かなりある(5.9%)」という結果に。およそ4割に「ブラハラ」の経験があることがわかった。

4割強が「●●型の人との相性がいい」という考えアリ

「"●●型との相性がいい"といった考えを持っていたか」

次に、「結婚やお付き合いをするなら"血液型は●●型との相性がいい"といった考えを持っていましたか?」と尋ねたところ、「持っていなかった(58.7%)」が最多回答だったものの、「どちらかというと持っていた(25.9%)」「持っていた(11.4%)」「かなり持っていた(4.0%)」と回答した人は4割強にのぼった。

既婚女性3割強が「結婚前に相手の血液型を意識」

「結婚前に相手の血液型を気にしていたか」

続いて、既婚女性を対象に「結婚する前に、お相手の血液型を気にしていましたか?」と尋ねたところ、3割強が「気にしていた」と回答。「占い」や「診断」といったものは常に形を変えて人気だが、結婚相手を決めるような重要なタイミングにおいても強い影響力を持っているであろうことが明らかとなった。

「結婚前に相手の両親の血液型を意識したか」

一方で結婚をするにあたって、「お相手の両親の血液型を意識したか」という質問を行った結果、結婚相手自体の血液型の意識より数値は下がったものの、15%以上の人が相手の両親の血液型を意識していたことがわかった。

調査では、「人との付き合いや、結婚といった重要なつながりが生まれる時にも、日本人は血液型を意識している人が多く価値観として強く根付いている考え方であることがうかがえる結果となった」とコメントしている。