オウチーノ総研は、首都圏在住で子どもがいる35~49歳の女性695名を対象に、「『子どもの学力』に関するアンケート調査」を実施した。調査期間は6月18日~24日。

「子供の将来に影響なし」は15%

小学生・中学生のときの学力は、子供の将来に影響を与えると思うか聞くと、85.0%が「影響を与える(非常に影響を与える、どちらかというと影響を与える、の合計)」と回答した。「影響はない(どちらかというと影響はない、全く影響はない、の合計)」は15.0%だった。

理由で最も多かったのは「基礎が大事だから」で、具体的には「生活する上での基本的な知識は小学校・中学校で学ぶから」「理解できる、できないによって勉強が好きか嫌いか分かれると思う」などのコメントがあった。「行く高校・大学にも影響する」「学力によって進学できる学校の選択肢が広がる」など進路、就職に関わるという意見も多かった。

小学生・中学生のときの学力は、子どもの将来に影響を与えると思いますか?

子どもの学力を気にするか尋ねたところ、子どもが小学生の場合、66.4%が「気にする(非常に気にする、どちらかというと気にする、の計)」と回答した。子どもが中学生の場合は、「気にする(非常に気にする、どちらかというと気にする、の計)」は79.1%と小学生と比べ多くなっている。

子どもの学力を気にする理由として最も多く挙がったのは、子どもが小学生の場合、「授業についていけるか心配だから」「受験、進学に関わるから」という理由が多かった。子どもが中学生の場合は、「受験、進学 に関わるから」が最も多い理由となった。

子供の学力を気にしますか?